レビュー (Amazon) コケティッシュという言葉は、この映画の加賀まりこのためにあるといっても言い過ぎではないだろう。初老の「パパ」とデートをするのはいつも月曜日なので「月曜日のユカ」と呼ばれているヒロイン・ユカは、18歳の天衣無縫な女の子。パトロンもいれば、恋人もいる。男性を喜ばせるのが生きがいで、誰とでも寝るけれどキスだけは許さない。そんな彼女の奔放さにまわりの男たちは振り回されるばかり。 加賀まりこの子猫のような表情とバツグンのスタイルが、少女の純粋さと大人の肉体の危ういバランスのユカにまさに適役。『狂った果実』の中平康監督は、そんな彼女を、斬新な構図、長回し、スラップスティック・コメディなど、さまざまなテクニックを駆使して、見事に描ききっている。若き加賀まりこの魅力が炸裂するフレンチ・ムードのシャレた1本だ。(堤 昌司) 関連グッズ |