レビュー (Amazon) スペインのある小さな村、12人の修道僧は聖マルセリーノの日に僧院の門前で捨て子を拾い、マルセリーノと名付けて育てることに。5年後、愛らしい悪戯っ子に育ったマルセリーノ(パブリート・ガルボ)は、空想の友達マヌエルと遊んでいるうちに納屋でキリスト像を発見し…。 汚れのない子どものピュアな思いと、その周囲の大人たちの思いを、ユーモアとファンタジックな要素を巧みに織り混ぜながら描いた珠玉の感動作。とにもかくにも子役が可愛らしく、カンヌ国際映画祭では特別子役賞を受賞。またベルリン国際映画祭では銀熊賞を受賞するなど、スペイン映画界の名声を一気に飛躍させた名作。アメリカ映画では決して醸し出せない純朴な味わいは、観る者の心を浄化させるかのようだ。監督はラディスラオ・ヴァホダ。後にカラー・リメイク『マルセリーノ・パーネ・ビーノ』も製作された。(的田也寸志) |