カヴァティーナ [XRCD] 村治佳織 ブローウェル ヨーク ロジャース テルソン バリオス サグレーラス ラウロ プホール マイヤーズ

カヴァティーナ [XRCD] [PR]

村治佳織、ブローウェル、ヨーク、ロジャース、テルソン、バリオス、サグレーラス、ラウロ、プホール、マイヤーズ (ビクターエンタテインメント)



CD
発売日:1999年9月22日(水)



≪関連『映画・ドラマ』タイトル≫


曲目リスト ※試聴はAmazonでどうぞ。
  1. サンバースト
  2. 森に夢みる
  3. はちすずめ
  4. ベネズエラ風ワルツ 第3番
  5. あるタンゴ弾きへの哀歌~1.コンフセータ
  6. あるタンゴ弾きへの哀歌~2.憂愁
  7. あるタンゴ弾きへの哀歌~3.エピローグ
  8. カヴァティーナ~映画「ディア・ハンター」
  9. ベネズエラ風ワルツ 第2番
  10. 黒いデカメロン~1.戦士のハープ
  11. 黒いデカメロン~2.こだまの谷を逃げて行く恋人たち
  12. 黒いデカメロン~3.恋する乙女のバラード
  13. ララバイ
  14. マイ・フェイヴァリット・シングス~映画「サウンド・オブ・ミュージック」
  15. コーリング・ユー~映画「バグダッド・カフェ」

レビュー (Amazon)
   クラシック・ギターのアルバムには、クラシック音楽とポピュラー音楽の両方から選ばれた曲を収めていながら、両者がとても自然に溶け合っているものが多い。この楽器で弾かれる音楽は、どんなジャンルであれ、「ギター音楽」という大きな世界の中でなかよく共存できるもののようだ。

   村治佳織が20世紀のギター曲や映画音楽などを取り上げたこの『カヴァティーナ』も、そうしたCDの中の1枚。タイトル曲は映画『ディア・ハンター』で使われた美しいバラードで、ギターの巨匠ジョン・ウィリアムスの編曲を得て「ギター音楽」の仲間入りを果たした。単純ながら奥深く、意識の底に下りて行くようなメロディーが印象的だ。村治の演奏もこの曲の抒情性をよく表現している。

   ポピュラー音楽からの編曲ものでは、ほかに映画『サウンド・オブ・ミュージック』からの「マイ・フェイヴァリット・シングズ」、映画『バグダッド・カフェ』からの「コーリング・ユー」があり、後者のハーモニクスを効果的に使ったアレンジ(ブルース・スターク、佐藤弘和)が聴きものだ。

   ギターのためのオリジナル曲もいい曲が並ぶ。アンドリュー・ヨークの「サンバースト」には躍動するリズムの楽しさがあり、レオ・ブローウェルの「黒いデカメロン」にはインパクトの強さとスケールの大きさがある。しかし、村治の繊細さを味わいたいファンには、アントニオ・ラウロによる2曲の「ベネズエラ風ワルツ」がいいだろう。センチメンタルなメロディーが心にしみる。(松本泰樹)


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