ザ・ウォール [PR]

ピンク・フロイド (ソニー・ミュージックレコーズ)



DVD
発売日:2000年12月27日(水)



≪関連『映画・ドラマ』タイトル≫


曲目リスト ※試聴はAmazonでどうぞ。
  1. ホエン・ザ・タイガース・ブローク・フリー
  2. イン・ザ・フレッシュ?
  3. ザ・シン・アイズ
  4. アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール
  5. グッバイ・ブルー・スカイ
  6. ザ・ハピエスト・ディズ・オブ・アワ・ライヴス
  7. マザー
  8. エンプティ・スペーシズ
  9. ヤング・ラスト
  10. ワン・オブ・マイ・ターンズ
  11. ドント・リーヴ・ミー・ナウ
  12. グッバイ・クルエル・ワールド
  13. イウ・ゼア・エニバディ・アウト・ゼア
  14. ノウバディ・ホーム
  15. ザ・バンカー?
  16. ヴィーラ
  17. ブリング・ザ・ボーイズ
  18. コンフォータブリー・ナム
  19. ラン・ライク・ヘル
  20. ウェイティング・フォア・ザ・ワームス
  21. ザ・トライアル
  22. アウトサイド・ザ・ウォール
  23. ヘイ・ユー
  24. アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール(パート2)

レビュー (Amazon)
   アラン・パーカー監督の『ピンク・フロイド / ザ・ウォール』は、豪華な作品であり、失敗作でもある。豪華なのは、その映像。神秘的で、時に音が共鳴しているかのよう。天才カメラマン、ピーター・ビジウによる撮影だ。失敗作というのは、全体を通して暗く、もの悲しいテーマに固執していること。ロジャー・ウォーターズの楽曲が持つテーマを表現しようとしているが、楽曲が本来持っていたはずのユーモアは全くなくなってしまっている。『ザ・ウォール』の映画化は、危険を伴う挑戦だったのかもしれない。映像は魅力的であるけれども、同時に失われてしまったものもある。

   この映画は、3人の芸術家がぶつかり合って生み出されたものだ。その結果は良くもあり、悪くもある。アラン・パーカーに対したのは、ロジャー・ウォーターズとデザイナーのジェラルド・スカーフ。スカーフは優秀なデザイナーで、映画に挿入された一連のアニメーションは実にすばらしい。全編彼のアニメーションで作ってもよかったのにと思わせるほどのできだ。こうした、才能とエゴの衝突にもかかわらず、『ザ・ウォール』は魅惑的な映画に仕上がっている。ウォーターズの自我の世界を演じたのは、映画初出演となるブームタウン・ラッツのフロントマン、ボブ・ゲルドフ。絶妙のキャスティングだ。孤独と妄想の世界に生きるロック・スターは、社会と自分の間に心理的な壁(物理的なシンボルでもある)を築いていく。ウォーターズの自伝的な出来事も織り込んで描かれた、現実と夢との境界線の見えない情景。実験的な構成とストーリーをうまくかみ合わせることができなかったのはパーカーの失敗だろう。この映画は、濃厚で不思議な映画だ。今でも信奉者が増えている。しかし、本当に観客を惹きつける魅力をはなっているのは、ロジャー・ウォーターズの音楽であることに変わりはない。(Jeff Shannon, Amazon.com)
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