レビュー (Amazon) 倒産後、新しいオーナーを迎えた大映が製作した「ガメラ」シリーズの一作。とはいえ新撮の特撮映像はわずかで、東通eggシステムを使用した合成映像と、旧作の名場面とで構成している。 巨大宇宙船ザノン号で地球に襲来した宇宙海賊が、地球征服を企み怪獣たちを復活させる。マッハ文朱扮する正義の宇宙人と少年はガメラを呼び、ギャオス、ジグラ、バイラス、ジャイガーといった怪獣たちを倒していく。 往年のシリーズの続編と言うよりダイジェストと呼ぶに相応しい作品で、そのチープな作風、宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999とガメラが遭遇するという、困惑もののサービス・カットには面食らうものの、子どもを物語の中心に据え、その素朴さ故のアイディアがガメラを助けるという、湯浅憲明監督と脚本の高橋二三の作劇ポリシーが健在なことはうれしい。(斉藤守彦) |