Royal Tenenbaums [Collector's Edition] [Soundtrack] [Import] [PR]

Gregory Browne Jackson / Copeland、John / Erdelyi, Thomas / Hyma Colvin Douglas / Cummings、Nick Drake、Bob Dylan、George Enescu、Vince Guaraldi、John Lennon、John & Paul McCartney Lennon、Mark Mothersbaugh (Hollywood Records)



CD
発売日:2002年7月29日(月)



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曲目リスト ※試聴はAmazonでどうぞ。
  1. 111 Archer Avenue - Mark Mothersbaugh
  2. These Days - Nico
  3. String Quartet In F Major - Ysaye Quartet
  4. Me And Julio Down By The Schoolyard - Paul Simon
  5. Sonata For Cello And Piano In F Minor - The Mutato Muzika Orchestra
  6. Wigwam - Bob Dylan
  7. Look At That Old Grizzly Bear - Mark Mothersbaugh
  8. Look At Me - John Lennon
  9. Lullaby - Emitt Rhodes
  10. Mothersbaugh Canon - Mark Mothersbaugh
  11. Police & Thieves - The Clash
  12. Scrapping And Yelling - Mark Mothersbaugh
  13. Judy Is A Punk - Ramones
  14. Pagoda's Theme - Mark Mothersbaugh
  15. Needle In The Hay - Elliott Smith
  16. Fly - Nick Drake
  17. I Always Wanted To Be A Tenenbaum - Mark Mothersbaugh
  18. Christmas Time Is Here - Vince Guaraldi Trio
  19. Stephanie Says - The Velvet Underground
  20. Rachel Evans Tenenbaum (1965-2000) - Mark Mothersbaugh
  21. Sparkplug Minuet - Mark Mothersbaugh
  22. The Fairest Of The Seasons - Nico
  23. Hey Jude - The Mutato Muzika Orchestra

レビュー (Amazon)
   映画『天才マックスの世界』の活気があって非現実的なサウンドトラックの背後にいる魔法の3人組――音楽監修ランダル・ポスター、作曲家マーク・マザーズボー、監督ウェス・アンダーソン――は、『ロイヤル・テネンバウムズ』の音楽的背景にもっと物思いに沈んだ感覚を選ぶことによって、60年代の珠玉の作品からなる愛用のサウンドトラックから10年前方に跳ぶ。

   ここには、たとえばクリエーションの“メイキン・タイム”のような、音調のよい、一緒に歌うような感覚に欠けているかもしれないが、ロックやフォークの曲は映画に登場する人物の崩壊した性格やその荒廃した人間関係と完全にマッチしている。ラモーンズの「ジュディ・イズ・ア・パンク」はノスタルジックな反逆の爆発だが、ジョーイ・ラモーンの2001年の早すぎる死を考えると、たしかに悲しい痛みの原因となっている。陰鬱(いんうつ)なるフォーク歌手ニック・ドレイクの“フライ”とエリオット・スミスの並外れて重苦しい「ニードル・イン・ザ・ヘイ」――この曲は手首を切る場面でぞっとさせるような効果を出すのに使われる――は、「テネンバウムズ」を一貫して流れる暗い要素をさらに深めている。

   しかし、『天才マックスの世界』の明朗な側面を好む人は、マザーズボーの心落ち着く手練手管によって、わくわくさせられるだろう。マザーズボーは次に来る新しい場面を優美な木管楽器・弦楽器のパート(「スクラッピング・アンド・イェリング」)やおどけたシタール(「パゴダズ・シーム」)で予告するのだ。これにザ・クラッシュの大声でわめく「ポリス・アンド・シーヴス」やザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのペタルソフトな「ステファニー・セイズ」が加われば、映画界きっての正調音楽愛好家からもう1つの魅力的なサウンドトラックを手に入れたことになる。「テネンバウムズ」であってもなくても、これでまた家に帰れるというわけだ。(Kristy Martin, Amazon.com)


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