ベスト・オブ・スザンヌ・ヴェガ スザンヌ・ヴェガ DNA

ベスト・オブ・スザンヌ・ヴェガ

スザンヌ・ヴェガ DNA (ユニバーサル インターナショナル)



CD
発売日:2002年9月21日(土)
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曲目リスト ※試聴はAmazonでどうぞ。輸入盤の場合はだいたい試聴(視聴)できます。
  1. ルカ
  2. トムズ・ダイナー(DNA フィーチャリング・スザンヌ・ヴェガ)
  3. マレーネの肖像
  4. キャラメル
  5. 微熱
  6. スモール・ブルー・シング
  7. ブラッド・メイクス・ノイズ
  8. レフト・オブ・センター(フィーチャリング・ジョー・ジャクソン)
  9. イン・リヴァプール
  10. ジプシー
  11. ブック・オブ・ドリームス
  12. ノー・チープ・スリル
  13. ワールド・ビフォア・コロンブス
  14. ホエン・ヒーローズ・ゴー・ダウン
  15. 女王と兵士
  16. ブック&カヴァー
  17. ローズマリー

レビュー (Amazon)
  みずからの胸の内をさらけ出し、感傷過多に陥ることなくリスナーの心を揺さぶることができるシンガーソングライターは少ない。そのうえ、赤の他人の苦境にリスナーの関心を向けさせることができるとなると、さらに少なくなる。スザンヌ・ヴェガは、児童虐待をテーマにした88年の大ヒット曲「Luka」で、そんな離れわざをやってのけたばかりか、女性による知的なフォーク・ミュージックのルネッサンスがその後10年にわたって巻き起こるきっかけを切り開いたのだった。

  この全21トラックのアンソロジーは、「それ以前」と「それ以降」のヴェガのキャリアをカヴァーしている。クールな視点、鋭い洞察力、超然とした姿勢が光る年代記だ。これまで見落とされがちだったが、休むことを知らない音楽的発明精神がヴェガの原動力となっている。クラブ向けミックス(ここでの「Tom's Diner」は、もともと「海賊盤」にあたるDJミックス・ヴァージョンで、DNAの手によるものだが、ヴェガの英断により本作に収録)、ラテン・ジャズ(「Caramel」)、エレクトロニック・パーカッションを駆使したリズムの実験(「Blood Makes Noise」、「99.9F」、そして映画『デッド・マン・ウォーキング』のサウンドトラックからの「Woman on the Tier」)、新古典主義(「Small Blue Thing」)、切れ味鋭いポップ・センス(「I'll Never Be Your Maggie May」、「Book of Dreams」)。かくも多彩な展開を見れば、ヴェガが発明の人であることは否定の余地がない。だが、本作で聴ける要素が、いずれも明らかにボブ・ディラン、レナード・コーエン、ウッディ・ガスリーといった巨人たちにルーツを持つことは、いっそうの注目に値する。

  レア・トラックとしては、映画『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』のサウンドトラックからの「Left of Center」、ライヴ音源による「Queen and the Soldier」、アメリカではリリースされなかった「Rosemary」がある。また、全曲の歌詞と、ヴェガの同胞でありパティ・スミスのギタリストであるレニー・ケイの手による洞察に満ちた回想録を掲載。(Jerry McCulley, Amazon.com)


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カスタマーレビュー ※カスタマーレビューはAmazonのユーザーにより書かれたものです。 (5人)

歌詞に溢れ出るセンス 2003/10/02
スザンヌの歌詞はとにかく深くてはっとさせられます。
一人で過ごす午後に聴きたい、ちょっとテンション低めでしっかりした歌。
その根底に流れているのは、写実的で真面目で少々アンニュイな精神。
Tom's DinerやLukaもいいけど、個人的に気に入っているのは、
Left of CenterとIronbound(アルバムSolitude Standingに入ってる)。
If you want me you can find me
Left of center, wondering about you...
うん、ニクいわ。

是非一度聞いてほしいです* 2003/08/08
このアルバムはとても質の高い、大人な感じのCDだと思います。トムズダイナーもほんとに素敵なんですが、ルカの、明るい曲に虐待を受けている少年のことが書かれた辛い歌詞をたんたんと歌っていく、というのにとても衝撃を受けました。是非聞いてほしいです。スザンヌはほんとに素敵ですよ!

淡々と、熱く、鋭い。 2003/06/18
スザンヌ・ヴェガとの出会いは「ルカ」。無表情に淡々と歌っているのに、なぜこんなに悲しいのか、と感じた。こんな時代に聴く「女王と兵士」は泣ける。でも、「スザンヌ・ヴェガは「悲しい」とは言わない。「愛している」とも書かない。「戦争反対」と叫ばない。ただ淡々と描写する。それがニュー・ヨークの街角の風景であったり、虐待される子供であったり、一瞬の出会いと別れであったりする。場所や人(性)が変わっても感情移入されずに生み出される曲は、思いを込めて描かれた絵画というより、そのままを切取る写真に近い気がする。このアルバムは時代も曲調も、とてもバランスのとれた選曲だと思うが、私は「街角の詩」収録の「クラッキング」がとても好きなので、機会があればぜひ。

透き通る歌声で 2003/04/12
スザンナ・ヴェガ は 『ザ・ベスト・オブ・スザンナ・ヴェガ』。
一番好きなのは"TOM'S DINER (DNA FEATURING SUZANNE VEGA)"雨の中、朝の通勤途中で立ち寄ったカフェ、一時の出来事の中にすれ違い、行き交う人々の中に見る現実の街。限りなくリアルで、不意に寂しげで、また慌ただしく巡りゆく街と人をよそに、雨音に耳を傾ける彼女、、、まるで一つのストーリーのように世界が動き、存在感を広げます。 他"LUKA" や "MARLENE ON THE WALL" "99.9F`"、"NO CHEAP THRIL"などは特に良い曲で、サウンドトラックのようにアルバムとしての流れも光ります。
 私がこのスザンナ・ヴェガに出逢ったのは知人に『 BOWWOW TV 』というドラマやCMでタイアップした洋楽を集めた、オムニバス・アルバムを借りたのがチャンスでした。 それがCoffeeのCM”トムズ・ダイナー”だったんです。なお「Tom's Restaurant」というのはブロードウェイに実在するそうですね。

ホントにブルーな時の癒し系 2003/02/09
死にたい位落ち込んだ時、一般的な癒し系の音楽ってウザくないですか?この人の歌は、キレイ事だけでなく不安や絶望も含む、曇り空の様な不透明感。堕ちるとこまで堕ちて、逃避出来ない自分の現実。そんな暗闇の中からでも、スザンヌ=ヴェガというくもり空は、見上げても眩しすぎず、何とかなるだろう...とちょっとだけ前向きにしてくれます。
5件だけ表示しています。その他のレビューはこちらで。


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