Welcome to the Monkey House [Enhanced] [Import] [PR]

Dandy Warhols (Capitol)



CD
発売日:2003年8月19日(火)



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曲目リスト ※試聴はAmazonでどうぞ。
  1. Welcome To The Monkey House
  2. We Used To Be Friends
  3. Plan A
  4. Wonderful You
  5. Scientist
  6. I Am Over It
  7. The Dandy Warhols Love Almost Everyone
  8. Insincere
  9. The Last High
  10. Heavenly
  11. I Am Sound
  12. Rock Bottom
  13. (You Come In) Burned

レビュー (Amazon)
   アイロニーに毒されていない1980年代へのトリビュートには新鮮なおもしろさがある。ダンディ・ウォーホールズの4作目のアルバム『Welcome to the Monkey House』はまさにそんな作品だ。共同プロデューサーにニック・ローズ――デュラン・デュランのキーボード奏者として80年代の栄光と自堕落さを多少は経験している男――を迎えたダンディーズは、いつものギターをほとんど使わず、代わりにセンセとシークエンサーを導入し、「長いキャリアをもち、正真正銘の大家と呼ぶにふさわしい」大勢のゲスト・スターたちとのコラボレーションを果たしている。幻覚状態に誘うかのような「Plan A」ではバック・ヴォーカルにデュラン・デュランのサイモン・ル・ボンが、レトロでエレクトロ・ファンクっぽい「I Am a Scientist」ではシックのギタリスト/プロデューサーであるナイル・ロジャースが、「The Dope」とグラム・ロックっぽいノリの「Hit Rock Bottom」ではデヴィッド・ボウイやT・レックスと組んでいた伝説的なプロデューサー、トニー・ヴィスコンティが参加しているのだ。

   ダンディ・ウォーホールのニュー・サウンドはおおむね彼らに合っているといえるだろう――ダンディーズはいつも歴史というものに敏感だったし、彼らのベスト・ワークには明らかにオマージュ的な性格が強いものが多かった(たとえば「Bohemian Like You」)。だがそれ以上に、ダンディーズには遊び心あふれる魅力的なユーモアのセンスがある(とはいえ、伝統的なスタイルの「Not If You Were the Last Junky on Earth」もきちんとこなしている)。みずからのクールさを脱構築してしまうおふざけぶりに『Welcome to the Monkey House』の魅力があるのだ。フロントマンのコートニー・テイラー・テイラー(二重姓というのはめずらしいが、もしかしてイギリス人っぽい感じをねらったのだろうか?)による投げやりな歌詞は今回も健在。ただし、今回の彼は、中性的なイメージにふさわしい妖しいファルセットで歌っている。

   ほとんどのダンディーズのアルバムに当てはまることだが、本アルバムのベスト・ソングスは、もっとも痛烈な内容をもつ。とりわけファースト・シングル「We Used to Be Friends」はヒリヒリとくる。その他の曲はあまりとっつきやすいとはいえないが何度か聴いてみる価値はある。ギターがあろうとなかろうと、ダンディ・ウォーホールズはキャッチーなチューンを書くすべをそれなりに心得ている。本アルバムはこれまでのダンディーズのアルバムに負けず劣らずの楽しいアルバムだ。(Robert Burrow, Amazon.co.uk)


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