大日本帝国 丹波哲郎 あおい輝彦 三浦友和 西郷輝彦 高橋恵子

大日本帝国 [PR]

丹波哲郎、あおい輝彦、三浦友和、西郷輝彦、高橋恵子 (東映ビデオ)



DVD
発売日:2003年12月21日(日)



≪関連『映画・ドラマ』タイトル≫


レビュー (Amazon)
   日本が“大日本帝国”と呼ばれた頃に勃発した太平洋戦争を通して、その激動の波にのみこまれていく人々の姿を描いた戦争映画超大作。そのタイトルと戦犯・東条英機首相を主人公に据えているという点から、映画完成前より激しい上映反対運動が展開されたが、実質東条(丹波哲郎)は国民のことなどニの次といった天皇主義者としてのみ描かれ、やがてドラマの焦点は戦場に赴いた男たちの苛酷な運命に絞られていく。
   中でも秀逸なのは、あおい輝彦と関根(現・高橋)恵子の床屋夫妻が紡ぐエピソードで、いつしか戦争の虜と化していく夫を、妻は自分の肉体をもって救い出す。その一方で、戦争に懐疑的だったキリスト教徒(篠田三郎)は心ならずも民間人を虐殺し、まったく弁解することなく「天皇陛下万歳」と叫んで処刑されていく。
 『二百三高地』に続いてコンビを組んだ舛田利雄監督と脚本・笠原和夫は、天皇の戦争責任や、勝者が敗者を裁く理不尽さなどにも言及しながら、前作以上に戦争の愚かしさを力強く描出した。だからこそ、国家に奪われようとしていた夫を奪取し得た妻のラストの涙が誇らしく光り輝くのである。(的田也寸志)
関連グッズ

インディ・ジョーンズ
別館『インディ・ジョーンズ』サイト
フランシス・フォード・コッポラ監督『メガロポリス』エンディング曲。
『#真相をお話しします』劇中使用曲。
『8番出口』劇中使用曲。