キル・ビル Vol.2 [PR]

ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、マイケル・マドセン、ダリル・ハンナ (ユニバーサル・ピクチャーズ / ジェネオン エンタテインメント)



DVD
発売日:2004年10月8日(金)



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レビュー (Amazon)
   パート1の強引でハチャメチャなノリを期待した人には、やや不満。逆に前作がパロディのみで物語が浅いと感じた人には、この続編には満足するだろう。残り3人となった復讐相手を探し、テキサスからメキシコへ向かうザ・ブライド。その間に、彼女の血塗られた結婚式や、中国での修行時代などが章立てで挿入されていく。やがて死んだと思われていた我が子の存在が、ブライドの心をざわつかせる。
   今回は、各キャラの屈折した思いに深く迫る会話劇をじっくり展開。そこにドラマの醍醐味を感じさせる作りは、タランティーノの初期作品を思い出させる。全体に静かな展開のなか、宿敵3人とのバトルにはテンションが凝縮され、なかでもトレイラーハウスでのエル・ドライバーとの女同士の闘いがド迫力。マカロニ・ウエスタンやカンフー映画へのオマージュもあるが、パロディ色は突出せず、あくまでも母と娘の愛にテーマが収束される。クライマックスでの宿敵ビルとの一騎打ちも、底辺に流れるのは「愛」だ。連作にもかかわらず、パート1からのムードの転調に、タランティーノの野心を感じてしまう。(斉藤博昭)
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