砲艦サンパブロ [PR]

スティーブ・マックィーン、リチャード・アッテンボロー、リチャード・クレンナ、リチャード・マッケンナ (20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント)



DVD
発売日:2005年4月8日(金)



≪関連『映画・ドラマ』タイトル≫


レビュー (Amazon)
   中国人による外国人排斥運動が激化していた1926年の上海。現地に駐留するアメリカのポンコツ砲艦サンパブロ号へ赴任してきたジェイク一等機関士(スティーヴ・マックィーン)は、艦内で働く中国人たちに誠意をもって接しようとするが、逆に中国人からも艦の仲間たちからも反発を食らうことになる。やがて艦は、揚子江の奥地に入り込んだシャーリー(キャンディス・バーゲン)らアメリカ人伝道団を引き上げさせるべく、現地へ向かうのだが……。
   多彩なジャンルで知られる名匠ロバート・ワイズ監督が、激動の時代に良心を貫こうとする男の姿を通して文明の確執を描いた、堂々たる歴史ヒューマン超大作。無骨ながらもピュアな心を持つ主人公をマックィーンが好演している。また、彼と交流しつつも、やがて悲劇的最期を迎える中国人整備士ポーハン役のマコ岩松も印象深い。西洋から見た東洋の誤解もしくは偏見的な視点がさほど感じられないのも、本作のテーマが西洋文明の東洋進出に対する疑問と反省であるからだろう。時代の非情さとクールなロマンティシズムを両立させたジェリー・ゴールドスミスの音楽も、今なおファンの語り草となる優れた出来栄えである。(的田也寸志)
インディ・ジョーンズ
別館『インディ・ジョーンズ』サイト
フランシス・フォード・コッポラ監督『メガロポリス』エンディング曲。
『#真相をお話しします』劇中使用曲。
『8番出口』劇中使用曲。