サスペクト・ゼロ [PR]

アーロン・エッカート、ベン・キングズレー、キャリー=アン・モス (ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)



DVD
発売日:2006年2月22日(水)



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レビュー (Amazon)
   まぶたを切除され、目を見開いたままの死体には、不可解な「ゼロ」のマークが刻まれている…。発見された死体が同じ状態という3件の事件で、被害者の共通点が浮かび上がるにつれ、思わぬ真実にたどり着くサスペンス。FBI捜査官の元には、手がかりらしき不気味なスケッチが届き、事件の背後にある深い闇が予感されていく。
   本作で驚かされるのは、『ガンジー』のベン・キングスレー演じる謎の男が、冒頭から殺人を犯すという設定だ。観客の目には、すでに加害者が明らかになっているのだが、この男の正体や、事件の背後に潜むFBIの過去の計画、さらに別の事件も絡む重層的な展開になっている。謎の男の不可解な行動と、捜査官の攻防が徐々にひとつに結びついていく後半は、物語の複雑さに演出力がついていけず、緊迫感が途切れがちになってしまうのが残念。ただ、要所での息をのむような映像は必見だ。『レイジング・ブル』をはじめ、マーティン・スコセッシ監督の名作も手がけたマイケル・チャップマンが撮影を担当し、見ごたえのある構図や美しさを表出させている。(斉藤博昭)
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