インディ・ジョーンズをもっと楽しむ♪

<< インディ誕生 >>

スター・ウォーズ』の全米公開(1977年5月22日)の1週間前、ジョージ・ルーカスはハワイで休暇を取っていた。『スター・ウォーズ』が興業的に失敗すると思いハワイに逃げてきていたのだが、そこで偶然にスティーブン・スピルバーグと顔を合わせていた。「期待の大きい映画の公開の時はハリウッドから脱出するというのが、私たち2人のならわしだから…」とスピルバーグ。そこで二人は将来自分達が作りたい映画について話し合い、その中にインディ・ジョーンズがあった。アイデアは、ルーカスが『スター・ウォーズ』と同じく、10年前の学生時代からずっと温めていたもので、007と昔の連続活劇の要素を持ち合わせた娯楽映画を作りたいという点で二人の意見が一致し、この物語は誕生した。

ルーカスは、インディ像をジェームズ・ボンドのような紳士をイメージしていたが、スピルバーグのアイディアが採用され、現在のインディ像が出来上がった。
当初、インディの名前は「インディアナ・スミス」だったが、スピルバーグが気に入らなかったため、「インディアナ・ジョーンズ」という名前に変更された。 スティーヴ・マックィーン主演の『ネバダ・スミス』と似ているというのも理由の一つだったようだ。

<< インディと007 >>

物語展開は007シリーズがヒントになっている。まず巻頭に短い冒険が展開され、その後メインの物語が展開していくという構成は、007シリーズの特徴と同じ。

インディ・シリーズは007シリーズをかなり意識して作られているが、ジェームズ・ボンド役でお馴染みのショーン・コネリー(インディの父役)をはじめ、007に出演している役者が何名かキャスティングされている。
ウォルター・ドノバン(『最後の聖戦』)役のジュリアン・グローバーは『007/ユア・アイズ・オンリー』の敵役、エルザ・シュナイダー(『最後の聖戦』)役のアリソン・ドゥーディは『007/美しき獲物たち』のボンド・ガールの一人として、サラー役のジョン・リス=デイヴィス(『レイダース』『最後の聖戦』)は『007/リビング・デイライツ』で、それぞれ出演している。

<< インディ・ジョーンズのキャスティング >>

インディ・ジョーンズは当初、『未来警察』『スリーメン&ベビー』『ミスター・ベースボール』のトム・セレックが演じる予定で、脚本が書かれていたが、人気TVドラマ『私立探偵マグナム』にトム・セレックは出演中で、スタジオ側が手放そうとしなかった。そこで浮上したのが、ハリソン・フォードであった。ジョージ・ルーカスは『アメリカン・グラフィティ』『スター・ウォーズ』『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』と連続でルーカス作品に出演しているハリソン・フォードを最初は嫌がったらしいが、最後にはおれたようだ。主役が決まったのは、撮影開始の2週間前のことだった。トム・セレックは後日「ハリソン以上に、インディにふさわしい俳優がいるとは思えない。彼は実に見事だった」とコメントしている。

<< 楽屋落ち・パロディ >>

『レイダース』の冒頭で、インディがアマゾンのジャングルから脱出時に使った複葉水上飛行機の機体には「OB-CPO」と記されている。もちろん『スター・ウォーズ』のオビ・ワン・ケノービ、C-3POをもじった名称である。
アークが安置されている「魂の井戸」の壁面には、ぎっしりと刻まれた象形文字に紛れて、『スター・ウォーズ』のC-3POとR2-D2の全身像が刻まれている。
『クリスタル・スカルの王国』でも、とある寺院の壁画にR2-D2が刻まれているらしい。

『魔宮の伝説』の冒頭での上海のクラブ「クラブ・オビワン(CLUB OBI WAN)」は、『スター・ウォーズ』のオビ・ワン・ケノービから。

インディアナ=インディという名は、ルーカスが妻の愛犬の名前から取ったものである。
ケイト・キャプショー演ずるウィリー・スコット(魔宮の伝説)の「ウィリー」は、スピルバーグの犬の名前。また、ショート・ラウンド(『魔宮の伝説』の男の子)は脚本家のヒュイック夫妻の犬の名前から取っている。
ちなみに『スター・ウォーズ』で、ルーカスがハン・ソロの相棒役チューバッカを演じる役者を探していたのだが(最初、ソロの相棒は人間の予定だった)、いい役者が見つからず、自動車の隣の席に座って外を眺めている愛犬インディを見て、今のチューバッカが生まれたそうである。

上海のエアポート・シーンでは、こんな人たちが登場している。
空港で、白い帽子をかぶって人力車をひいてるのはプロデューサーのロバート・ワッツ。総指揮のフランク・マーシャルも同じく人力車をひいている。並んで立っている牧師はルーカスとスピルバーグで、女宣教師はプロデューサーのキャサリン・ケネディ。『ゴーストバスターズ』等でおなじみ、ダン・エイクロイドは、空港職員ウィーバーに扮している。早口で話している彼がそうである。フランク・マーシャルは、貨物飛行機のパイロット役としても登場している。中国人の相棒より先に貨物飛行機から飛び降りた人物がそうだ。

<< 小ネタ集 >>

インディの本名は、インディ(インディアナ)・ジョーンズではなく、ヘンリー・ジョーンズ・ジュニアであった。インディは少年の頃に飼っていた犬の名前である。(『最後の聖戦』)

『最後の聖戦』で、インディの蛇嫌いになった理由が明かされるが、父のヘンリーは、ネズミが苦手だ。

インディは大学では、学生達にモテモテである。学生達に教鞭をとるシーンで、女子学生の瞼に「I love you」と書かれている場面があったり、授業が終わり一人の男子学生が教壇の机の上にリンゴを置いていく。実はリンゴには愛の告白という意味があるそうで、インディは女子学生だけでなく、男子学生からもモテモテだったということになる。真相は定かではないが…。(『レイダース』)

カイロ市内でインディが大きな刀を振り回す大男と対決する場面がある。ここでインディは大格闘を演じることなくピストル一発で倒してしまう。実際には、インディの鞭と大男の刀との対決が考えられていたのだが、撮影当日にハリソン・フォードがお腹を壊してしまい、急遽このように変更されたのである。(『レイダース』)
また、『魔宮の伝説』のクライマックスでは、刀を振り回す二人の男と対峙し、『レイダース』と同じように銃でやっつけようとしたところ、ガンホルダーに銃がなく、苦笑いするインディなのでした。

『最後の聖戦』で、飛行シーンで不時着した後、もう1機のメッサーシュミットに追われることになるが、その時にヘンリーは「こんな経験は初めてだ」と、インディに言う。これは、『007/ロシアより愛をこめて』でショーン・コネリーが言うセリフである。

『レイダース』で二役演じ、ヤング・インディ・ジョーンズにも出演している俳優がいる。ビック・タブリアンである。『レイダース』では、冒頭で殺されるバランカ役、猿使いのモンキーマンの二役を演じ、ヤング・インディ・ジョーンズでは、『My First Adventure』『早春の大冒険』でデミトリオス役を演じている。
ヤング・インディ・ジョーンズ『ファントム・トレイン』では、『レイダース』で宿敵ベロックを演じたポール・フリーマンが、インディの味方のズル大尉を演じ、『イノセント・ストーリー』では、『魔宮の伝説』でチャター・ラルを演じたロシャン・セスがカマール族長を演じるなど、映画版のキャストが違う役で出演している。

『レイダース』のトートは、常に手袋をしている。これは元々ピアニスト志望だったために、指先にはいつも注意を払っていたということらしい。

<< 映画三部作で共通するネタ >>

パラマウントのロゴマークから映像にオーバーラップして、映画は始まる。
ハリソン・フォードの顔のドアップ。
それから、えぇと。。
『インディ4』でも要チェック。

<< ミステイク!? >>

飛行シーンでは、世界地図を重ねて航空路を示されるが、サンフランシスコから飛行機に乗り、ハワイを経由して太平洋を横断。タイ王国の横をかすめてネパールへと渡っているが、ここでミスが発生している。この物語の時代設定は1936年であるので、THAILAND(タイ王国)と地図に載るのはそれより3年も後のことで、当時はまだシャムと呼ばれていた。正式にシャムがタイ王国になるのは1939年のこと。
※「ハリウッドの嘘」本より。他にも、インディ映画のおかしな点を何点かこの本では指摘している。いろいろ他の映画の問題点に関しても書いてあるので、読んでみると面白いです。

<< その他 >>

パラマウント・ピクチャーズとは、5作製作する契約を結んでいるとか。
『インディ・ジョーンズ5』もいけるか!?

「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 オフィシャル・パーフェクト・アルバム」によると、ラストの方の太陽の神殿内での「大グモの部屋のインディ」なる写真が見られる(インディの上半身を大グモが這っている)。これは本編にはなかったシーンなので、おそらくカットされたものであろう。DVDで見られることが期待される。
追記:DVDでも特に触れられておらず。こちらでそのシーンを見れます。

ターミネーター2』でのシュワちゃんの印象的な台詞「Trust me (トラスト・ミー/俺を信じろ)」ですが、やっぱり元祖は『レイダース』のインディの「Trust me」ではないでしょうかね〜。

映画で使われたフェドーラ帽と鞭は、スミソニアン博物館に展示されています。ビデオ「インディと冒険野郎たち」には、ハリソン・フォードがスミソニアン博物館に帽子を寄贈した時の映像が収録されています。

実際に映画で使われた小道具、『レイダース』のチャチャポヤン寺院の黄金像や『最後の聖戦』の聖杯日誌は、お笑いタレントでもあり映画グッズの相当なコレクターでもある、なべやかん氏が所持しているとのこと。オークションでかなり高額で落札したらしい。

<< 吹き替えについて >>

『インディ・ジョーンズ』シリーズのハリソン・フォードの吹き替えは、俳優の村井国夫さんがしています。
ただ、放映するテレビ局により、吹き替えする人が変わります。日テレだと村井国夫、フジテレビだと玄田哲章、テレビ朝日だと磯部勉のようです。ビデオは、村井国夫ですね。なんでこうなるかは知りませんが…。
『魔宮の伝説』『レイダース』がテレビで初放映された時は、日テレで村井国夫でした。私はこのバージョンで何回も観ているので、フジテレビで『最後の聖戦』が初放映された時は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのビフやシュワルツェネッガーなどを吹き替えている玄田哲章さんだったので、かなりの違和感がありました。
私的には、吹き替え版を観るのであれば、村井国夫バージョンをお勧めします。でも、テレビで放映されるものは、所々カットされてるので、面白さも半減です。ビデオで観ましょう。そして、ワイドスクリーン版で!(TV版は左右の映像がカットされてますので、監督が意図する本来の映像とは違うものになっています。)
東京ディズニーシーのアトラクションは、村井国夫さんが吹き替えているもようです。
吹き替えに関するページをちょっと作成してみました。こちらから。

<< その他の映画 >>

『魔宮の伝説』は、映画『ガンガ・ディン』の影響を強く受けて作られたとされている。19世紀のインドが舞台。3人のイギリス軍兵士が、カーリ教を崇める殺人結社の襲撃に備えて隣町に偵察に向い…、という話のようである。

似た系統の映画というと『キング・ソロモンの秘宝』があげられるだろうか。1985年公開。冒険家アラン・クォーターメイン役にリチャード・チェンバレン、若し頃のシャロン・ストーン主演。第2弾として1987年に『キング・ソロモンの秘宝2/幻の黄金都市を求めて』も公開された。映画の方は『インディ』とは比べ物にならないほどつまらない出来であるが、巨匠ジェリー・ゴールドスミスの音楽だけが唯一の救いであったように思う(テーマ曲がGOODです)。なお、『キング・ソロモンの秘宝』には、サラー役でお馴染みジョン・リス=デイヴィス(『レイダース』『最後の聖戦』)が出演している。原作は、H・R・ハガード(H・ライダー・ハガード)の冒険小説「ソロモン王の洞窟」。1937年と1950年に『キング・ソロモン』、1958年に『ソロモン王の宝庫』というタイトルで映画化されている。2003年公開『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』では、ショーン・コネリーがアラン・クォーターメインを演じている。

お薦め映画として外せないのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督の出世作『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』。マイケル・ダグラスとキャスリーン・ターナー主演の冒険アクション物。続編の『ナイルの宝石』は、駄作でしたね。。
ショート・ラウンド(『魔宮の伝説』)役のキー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー)が出演していた、キッズ冒険アクション物『グーニーズ』も外せません。

ハムナプトラ/失われた砂漠の都』『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』と、『インディ』と似たタイトル、そしてタイトルロゴの映画がありましたが、原題は『The Mummy(=ミイラ)』『The Mummy Returns』といった感じで、『インディ』とは全く関係ありません。日本の配給会社がタイトルをうまいこと付けたのでしょう。

パロディ放送局 UHF』という映画の冒頭シーンでは、なんと『レイダース』の冒頭シーンをそのままパロっています。セットも頑張って似せて作られたような感じですが、所々合成っぽくなるのは気のせいではないはず。。ホビト族ならぬホビトス族も台詞中に出てきて面白い。黄金像は無事にゲットできるのか、それとも…。機会がありましたら、冒頭シーンだけでもご覧になってみてください。

日本でも、フジテレビ正月番組の定番「新春かくし芸」で『インディ・ジューンズ』なるものがありましたね。インディ・ジューンズ役は、井上順。くだらない内容だった記憶あり。

TVドラマ『新スーパーマン(第3シーズン)』の「ふたりは最強パートナー」は、敵が洪水をおこして人類を絶滅させノアの箱舟で新しい世界を作ろうとするのをスーパーマンが阻止しようとするエピソードなのですが、このラストシーンで捕えられたロイスとジミーが鉄塔に縛られてるシーンが、『レイダース』のラストシーンによく似ております。雷などの空の感じや、たぶん『レイダース』を意識したんじゃないかと思ったりして。

スパイキッズ2 失われた夢の島』で、海賊(?)だかのお宝の山のシーンがあるのですが、スパイキッズの一人カルメンが手にするのが、『レイダース』冒頭シーンのチャチャポヤン寺院の黄金像なんです。スタッフの遊び心なんでしょうね。(^-^)

チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』の冒頭、モンゴル北部の酒場のシーンでドリュー・バリモアがを酒を飲む所は、『レイダース』のマリオンの酒場のシーンのパロディ。

バブルへGO!!〜タイムマシンはドラム式〜』のクライマックスの料亭で携帯電話をめぐるシーンが、『魔宮の伝説』のクラブ・オビワンでダイヤと解毒剤を取り合うシーンと同じ。

その他のインディ・ジョーンズ系?冒険アドベンチャー:『エル・コロナド 秘境の神殿』『ナショナル・トレジャー』『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』『キング・ソロモンの秘宝(パトリック・スウェイジ主演)』『ライブラリアン 伝説の秘宝』『ダックテイル・ザ・ムービー/失われた魔法のランプ』、アジアの鷹ジャッキー・チェン主演作『サンダーアーム/龍兄虎弟』『プロジェクト・イーグル』。
パロディ系:『トレジャー・ハンターズ/進め!笑撃冒険王

マンガの世界で忘れてはいけない『MASTERキートン』。
考古学者を本業にしたいとしながらも、英国軍SASのサバイバル教官であった実績を活かし、危険な保険調査員(オプ)をしている、平賀=キートン・太一が主人公。
考古学に関わる話も多く、インディ・ジョーンズ・ファンは必見。

≪インディ・ジョーンズ最新情報≫
◇予告編第2弾が公開!!!
◇新しいチラシ
◇テレビスポット第2弾公開
◇ハリソン・フォード来日!記者会見、ジャパンプレミア試写会の日程・場所が決定!!
◇インディ4サントラ収録曲!!
◇インディ・ネタ掲載雑誌
◇インディ4のサントラは!?
◇日本最速試写会!!
◇IndianaJonesShop.comがオープン!
◇EMPIRE誌でインディアナ・ジョーンズ・ダイアリー
◇インディのウィジェット
◇皇帝イアン・マクダーミドが出演!?
◇メディコム・トイからフィギュアとキューブリック
◇「最後の聖戦」劇場公開時のグッズ
◇スペシャルDVDが発売に!
◇新しいポスターが公開!!
◇吹替え版も同時公開!
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◇カンヌ国際映画祭でワールドプレミア!?
◇予告編が公開されました!!!
◇インディ4の新たな劇中写真!!
◇先行ロードショーの日程が決定
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