アナスタシアAnastasia (1997)音楽:デビッド・ニューマン 第70回アカデミー賞で、オリジナル(ミュージカル・コメディ)作曲賞と主題歌賞にノミネート。Music Composed by David Newman 主題歌:「Journey to the Past(ジャーニー・トゥ・ザ・パスト)」 メモ 20世紀FOXのアニメ映画。ディズニーアニメではない。 キャスト・スタッフ
リン・アーレンズ、スティーヴン・フラハーティ、メグ・ライアン、ジョン・キューザック、クリストファー・ロイド、ハンク・アザリア、壌晴彦、中尾隆聖、デヴィッド・ニューマン、モーリーン・ドンリー… レビュー (Amazon) ありふれた可愛いさを排し、ディズニーのアニメーション・スタイルをコピーして、ドン・ブルースとゲイリー・ゴールドマンの両監督(『アメリカ物語』)が、行方不明のロシア皇女の物語をもとにして制作したミュージカル・コメディーはヒット作となった。帝国主義やロシア革命といった事柄は脚色するのが難しく、その結果映画のオープニングは迫力に乏しいものになってしまった。アーニャ(声はメグ・ライアン、歌はリズ・キャラウェイ)が十代に成長し、一人ぼっちになると(記憶喪失に陥っている)、目新しいとは言えないまでも、かなり楽しめる内容になってくる。 20世紀フォックスがディズニーの王国に割り込もうと大枚をはたいた賭けは、その価値があった。ブロードウェイで活躍するリン・アーレンズとスティーヴン・フラハーティのコンビによる歌、特に「ワンス・アポン・ディセンバー」は、ディズニーの最近の作品よりも上質だ。サウンドトラックは聴いてみる価値がある。セル・アニメーションとコンピューター・グラフィックスの混合は生き生きとしている。声の出演者たちも、ジョン・キューザック(アーニャをパリに連れていって謝礼をもらおうとするディミトリ役)から、愉快な白コウモリ役のハンク・アザリアまで、強力な布陣だ。ケルシー・グラマーが演じたずんぐり体型の仲間はあたたかみがあって、脇役として強力な存在だ。 残念なのは、ブルースとゴールドマンが、あくまでも典型的な悪役を作ろうとしたことだ。意外なことかもしれないが、悪役がいなくてもストーリーは十分におもしろいものになったろう。それに死に切っていないラスプーチン(クリストファー・ロイド)の体は不要だし、独創的とは言えない。(Doug Thomas, Amazon.com) |