ハート・ブルーPoint Break (1991)音楽:マーク・アイシャム 監督:キャスリン・ビグローMusic Composed by Mark Isham 出演:キアヌ・リーヴス(ジョニー・ユタ)、パトリック・スウェイジ(ボディ)、ロリ・ペティ(タイラー)、ゲイリー・ビューシイ(パパス)、ジョン・C・マッギンレー(ベン・ハープ)、ジェームズ・レグロス(ローチ)、ジョン・フィルビン(ナサニエル)、トム・サイズモア(DEAエージェント)、マイク・ジェノヴィーズ(コーリイ) キャスト・スタッフ
キアヌ・リーブス、パトリック・スウェイジ、ロリ・ペティ、W・ピーター・イリフ レビュー (Amazon) 女性ながらアクション映画を得意とする、キャスリン・ビグロー監督の1991年作品。エリートFBI捜査官ジョニー・ユタ(キアヌ・リーブス)は、頻発する銀行強盗事件解明のため、あるサーファー・グループを内偵することに。そのリーダー格はボーディ(バトリック・スウェイジ)と呼ばれる男。立場や境遇の違いを乗り越えて、いつしかふたりの男はお互いを認め合い、好感を抱いていく。しかしユタの正体がバレてしまう…。 全編に登場するサーフィン、スカイ・ダイビングといったスポーツのダイナミックなカメラ・アングル、迫力ある描写に目を奪われる。もちろん銃撃戦やカーチェイスも手に汗握る出来なのだが、この映画は単にFBI捜査官の潜入捜査を描いたものではなく、敵味方の関係ながら、サーフィンなどを通してお互いの腕にある種の敬意を抱き合う、ふたりの男の友情物語でもある。知的なキアヌ、ワイルドなスウェイジは、そのルックスからして好対照。またキアヌとコンビを組むたたき上げの捜査官にゲーリー・ビジーが扮しているが、彼がサーフィン映画の名作『ビッグ・ウェンズデー』で、伝説の大波を待つ青年のひとりを演じたことを考えると、時の流れというものを意識せずにいられない。(斉藤守彦) |