魂のジュリエッタGiulietta degli spiriti (Juliet of the Spirits) (1965)音楽:ニーノ・ロータ Music Composed by Nino Rota キャスト・スタッフ
ジュリエッタ・マシーナ、サンドラ・ミーロ、マリオ・ピス、フェデリコ・フェリーニ、エンニオ・フライアーノ、ブルネッロ・ロンディ レビュー (Amazon) 結婚15年目の記念日の夜、映画プロデューサーの夫が酔っ払って大勢の客を連れてきたことから、平凡だが満ち足りた日々を送っていると信じ込んでいた主婦ジュリエッタ(ジュリエッタ・マシーナ)の憂鬱が始まり、やがてそれは幻想と現実、過去とが錯綜する世界へと変じていく…。 『8 1/2』で男の想念を描いた名匠フェデリコ・フェリーニ監督が、続いて女の想念を描いたとも思しき作品。フェリーニ映画初のカラー作品でもあり、豪華絢爛たる色彩美を強調したイメージの羅列はまさに彼の独壇場ともいえるもので、神秘思想的、大道芸的なそれらは時にシュールで掴みづらいところもあるにはあるが、フェリーニ映画の永遠のヒロイン、ジュリエッタ・マシーナの魅力がそれを巧みにカバーしている。フェリーニ・ファンならずとも一見の価値ある秀作である。(増當竜也) |