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キャスト・スタッフ
長門裕之、南田洋子、石原裕次郎、岡田真澄、古川卓巳、石原慎太郎 レビュー (Amazon) 様々なエピソードを生んだ映画である。ちょい役で出演した石原裕次郎が、製作の水ノ江滝子の目にとまっていちやくスターに。また太陽族の恋人同士に扮した長門裕之と南田洋子は後に結婚。現在では芸能界有数のおしどり夫婦として知られている。原作者の石原慎太郎が現東京都知事であることは言うまでもないだろう。 もとはといえば日活お得意の、湘南青春映画の1本として製作された作品である。従来のモラル観を打破する「太陽族」の生き様を描くというその衝撃性が原作同様に注目を浴びたが、今日の視点で見た場合、そうした衝撃性は時代によって大幅に薄められてしまった。むしろ主役の竜哉(長門裕之)、英子(南田洋子)ら太陽族のやりとりやファッションを楽しむ映画として捉えるのもまた新しい発見があるかもしれない。 そんな“時代に追い越されてしまった”作品だが、ラストにおける英子の葬式のくだりは確かな衝撃を残す。(斉藤守彦) |