グロリアGloria (1980)音楽:ビル・コンティ 2006年7月、Varese Sarabandeより2000枚限定でサントラが発売されました。Music Composed by Bill Conti キャスト・スタッフ
ジーナ・ローランズ、ジョン・アダムス、バック・ヘンリー、ジュリー・カーメン、ジョン・カサヴェテス レビュー (Amazon) ニューヨーク、サウスブロンクスのアパートでプエルトリコ人家族が惨殺され、唯一生き残った6歳の少年を連れ出して“組織”から追われるはめになってしまったグロリア(ジーナ・ローランズ)。 NYインディペンデント映画の名匠ジョン・カサヴェテス監督が、実夫人を主演に据えて描いたハードボイルド映画の大傑作。オールNYロケの空気感と見事にマッチしたあばずれ中年女グロリアのたくましい存在感は素晴らしいの一語に尽き、まさに映画史上に残るヒロイン像が確立されている。彼女と生意気少年のデコボコ・コンビが次第に心を通わせていく過程も感動的で、特に墓地で繰り広げられるやりとりは秀逸。音楽のビル・コンティも『ロッキー』と並ぶ名スコアを記し、大いに観る者の心を揺り動かせてくれる。後にシャロン・ストーン主演でリメイクもなされているが、恐らくはすべての女優が一度は挑戦してみたいという(無謀な!?)気持ちを起こさせるほどに優れた、映画の中の映画なのである。(的田也寸志) |