ドリームキャッチャーDreamcatcher (2003)音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード 監督・製作・脚本:ローレンス・カスダンMusic Composed by James Newton Howard 原作:スティーヴン・キング 出演:モーガン・フリーマン(アブラハム・カーティス大佐)、トーマス・ジェーン(ヘンリー・デブリン博士)、トム・サイズモア(オーウェン・アンダーヒル将校)、ジェイソン・リー(ビーバー)、ダミアン・ルイス(ジョンジー)、ティモシー・オリファント(ピート)、ドニー・ウォールバーグ(ダディッツ)、イングリッド・カヴェラルス、マイケル・オニール、T・J・リレイ、コリン・ローレンス、エリック・キーンリーサイド キャスト・スタッフ
モーガン・フリーマン、トーマス・ジェーン、ジェイソン・リー、ダミアン・ルイス レビュー (Amazon) 多くの作品が映画化されているスティーブン・キングの小説のなかでも、本作はかなりスケール感が大きく、映像化が難しい題材ではある。監督が『再会の時』などのローレンス・カスダンというのも、意外な抜擢。少年時代に、いじめられっ子を助けた親友4人組が、その後、他人の心が読めるなど超能力を身につける。20年後、毎年恒例の山小屋でのパーティに集まった彼らが、謎の敵に襲われる。 前半は、ミステリアスな空気がキープされ、なかなかの緊張感。森から逃げ出してくる動物や、雪のなかに座ったままの警備員などの描写が、ひたひたと怖さを高めていく。そこに少年期の回想が挟み込まれ、同じくキングの『スタンド・バイ・ミー』と共通する空気を漂わせる。残念なのは、主人公4人が、それぞれの超能力も含めて個性が浮きだってこないことか。モーガン・フリーマン演じる機動部隊の司令官との関わりにも、不可解なものが残る。ただ、敵であるクリーチャーの登場シーンは、その外見と攻撃性があまりにもショッキングで、パニック・ホラーとして見れば、けっこう楽しめるかも。(斉藤博昭) |