刑事グラハム/凍りついた欲望 (レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙)Manhunter (Red Dragon: The Pursuit of Hannibal Lecter) (1986)キャスト・スタッフ ウィリアム・L・ピーターセン、ブライアン・コックス、トム・ヌーナン、ジョーン・アレン、デニス・ファリナ、トマス・ハリス レビュー (Amazon) 殺人鬼レクター博士(ブライアン・コックス)を投獄した際に精神バランスを崩して、家族とともにマイアミで静かに暮らしていた異常犯罪捜査のプロ、グレアム(ウィリアム・L・ピーターセン)。そんな彼のもとに一家惨殺事件の報が届く。難解な犯人像に苦戦を強いられた彼は、ついに服役中のレクターにアドバイスを求めるのだが……。 『羊たちの沈黙』以前にマイケル・マン監督が手掛けたトマス・ハリス原作のサイコ・サスペンスで、劇場公開時の邦題は『刑事グラハム 凍りついた欲望』。同じ原作の『レッド・ドラゴン』と比較しながら観るもの一興だろう。本作のレクターは、アンソニー・ホプキンスのようなカリスマ性には乏しいが、淡々とした佇まいがよりリアル。ただし本作の主人公はあくまでも犯罪者と心理を同化する能力に長けたグレアムであり、正義感とその奥に潜む狂気の相反に焦点が絞られ、それをハードボイルド・タッチで描出しているのも大きな特徴だろう。(的田也寸志) 関連作品 ⇒
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