ラブレター/誰かが私に恋してる?(ラブ・レター)The Love Letter (1999)音楽:ルイス・エンリケス・バカロフ
Music Composed by Luis Enriquez Bacalov キャスト・スタッフ
ケイト・キャプショー トム・セレック、グロリア・スチュアー、ブライス・ダナー、ケイト・キャプショー、グロリア・スチュアート、トム・セレック、エレン・デジェネレス、ルイス・バカロフ、一城みゆ希、菅生隆之、島美弥子、谷育子、サラ・ピルスバリー、ミッジ・サンフォード、マリア・マッゲンティ、タミー・レイカー…、ピーター・チャン レビュー (Amazon) 宣伝では突飛なコメディーとして描かれ、批評家たちの大半が、この作品をケイト・キャプショー(スティーヴン・スピルバーグ夫人としての方が有名だ)による中身のない企画だと推測して無視した。しかし『ラブ・レター』はそのどちらでもない。それどころか、控え目だが、意外なほど豊かで感動的な、愛と幻想と後悔についての映画だ。小さな海辺の町で本屋を営むヘレン(キャプショー)は、店のソファのクッションの間にはさまっていた署名のないラブ・レターを見つける。その手紙には誰宛か書いてなかったが、ヘレンは自分に宛てたと思うことにして、誰がくれたのかを思い巡らし始める。観客は、ここから人違いのせいで起こる目まぐるしいコメディーになっていくと予想するだろうが、楽しい空想の時間の後、繊細さと微妙なニュアンスを持つ筋が展開していく。キャラクターたちは、ハリウッド規格の間抜けさを満たすためではなく、それぞれの欲求や願望に従ってふるまう。トム・セレック(『イン&アウト』)、トム・エヴェレット・スコット(『すべてをあなたに』)、エレン・デジュネレス(『エドtv』)、新人のジュリアンヌ・ニコルソン、そのほかの俳優たちの演技は一様に力みがなく自然だ。“ロマンティック・コメディ”と呼ばれる映画の、わざとらしく、滑稽なほど感情的なクライマックスにうんざりしている観客たちは、この作品で一息つけるだろう。『ラブ・レター』は正真正銘の魅力的な映画だ。(Bret Fetzer, Amazon.com) |