ウォルター少年と、夏の休日Secondhand Lions (2003)音楽:パトリック・ドイル 監督・脚本:ティム・マッキャンリーズMusic Composed by Patrick Doyle 出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント(ウォルター)、ロバート・デュヴァル(ハブ・マッキャン)、マイケル・ケイン(ガース・マッキャン)、キーラ・セジウィック(メイ)、ニッキー・カット(スタン)、エマニュエル・ヴォージエ(ジャスミン)、ジョシュ・ルーカス、マイケル・オニール、ディードル・オコンネル、エリック・バルフォー、クリスチャン・ケイン、ジェニファー・ストーン
キャスト・スタッフ
ハーレイ・ジョエル・オスメント、ロバート・デュヴァル、マイケル・ケイン、ティム・マッキャンリーズ レビュー (Amazon) 名子役ハーレイ・ジョエル・オスメントと、マイケル・ケイン、ロバート・デュバルという老名優が共演したハートウォーミングなドラマ。父のいない14歳のウォルターがひと夏の間、母の親類である老兄弟の家に預けられる。どうやら母は、兄弟が隠し持つ大金を狙っているらしい。傍若無人な兄弟の生活に戸惑っていたウォルターだが、彼らの過去の冒険談を聞き、大人へと成長していく。 プロペラ機を乗り回し、街の若者を素手でノックアウト。さらにペットとしてライオンを購入するなど、老兄弟の型破りな行動が痛快。オスメントの演技はやや過剰だが、老友ふたりが、いぶし銀の名演技を見せる。ずるがしこさと優しさの両方を漂わせるケインの弟に対し、ある思いを胸に秘めながら、豪放に振る舞うデュバルの兄。ふたりの姿は、「こんな風に年をとりたい」と思わせる理想の老人像のようだ。ポイントに挿入される兄弟の回想シーンも楽しく、1960年代のテキサス州を再現した美しい自然も見どころ。ストーリー全体は定型的だが、ひと夏の少年の成長というすがすがしいテーマが全体を支配し、観ていて心地よい。(斉藤博昭) |