- Anarchy in the UK - Sex Pistols
- 24 Hour Party People - Happy Mondays
- Transmission - Joy Division
- Ever Fallen In Love - The Buzzcocks
- Janie Jones - The Clash
- New Dawn Fades (Live) - New Order feat. Moby, Billy Corgan, John Frusciante
- Atmosphere - Joy Division
- Otis - Duritti Column
- Voodoo Ray - A Guy Called Gerald
- Temptation - New Order
- Loose Fit - Happy Mondays
- Pacific State - 808 State
- Blue Monday - New Order
- Move Your Body - Marshall Jefferson
- She's Lost Control - Joy Division
- Hallelujah (Club Mix) - Happy Mondays
- Here To Stay - New Order
- Love Will Tear Us Apart - Joy Division
発売日:2002年8月6日(火)
レーベル:FFRR
レビュー (Amazon) 自らの理想を追い求めた(そしてストイックなまでに観念的だった)マンチェスターのインディ・レーベルFactory Recordsの盛衰と、物語の舞台となる通称「マッドチェスター」と呼ばれたナイトクラブ、ハシエンダをテーマに描いたのが、マイケル・ウィンターボトム監督の擬似ドキュメンタリー映画『24 Hour Party People』。サントラはそのサウンドで、はかなくも独自の世界を作り上げた2つのバンドを中心に構成されている。そのバンドとはもちろんジョイ・ディビジョンと、ジョイ・ディビジョンを母体に結成され、その呪縛から解き放たれたニュー・オーダーだ。前者からはシングル3曲と「She's Lost Control」の12インチバージョンをセレクト。地味ながらもその独特な存在感を堪能できる。後者からは、多大な犠牲と引き換えに生まれた大ヒット「Blue Monday」のほかに未発表2曲を収録。「New Down Fades」はモビーと共演の緊張感あふれるライヴ・ヴァージョン(録音は2001年8月LA)、そしてようやく実現したケミカル・ブラザーズとのコラボ「Here to Stay」は陽気な『Technique』を思わせるイビザ風サマーポップだ。さらに手に負えないほど下手なハッピー・マンデイズの曲も収録している。
この何とも危なっかしいサントラは、Factory Recordsが終焉(しゅうえん)を迎え、ハシエンダにはマシンガンを抱えた柄の悪い客たちが出入りするようになる殺伐(さつばつ)とした時代までを追っている。またロック史上重要な曲もいくつか散りばめられている。セックス・ピストルズの「Anarchy in the UK」(1976年イングランド北部の町マンチェスターにあるフリー・トレード・ホールでのライヴ音源。このときの客席にはこのサントラの主役も混じっており、イギリスでのパンクブームのきっかけとなった。)や、シカゴのハウス・クリエイター、マーシャル・ジェファーソンの「Move Your Body」など。いずれもFactory Recordsが終点へと向かうまでの分岐点となった曲だ。情緒的なストーリーが物語るのは、Factory Recordsは自らの足跡に固執したがゆえに崩壊の道をたどったということ。しかし残された楽曲はこれからも愛され続けることだろう。(Kevin Maidment, Amazon.co.uk)