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キャスト・スタッフ
ビクトワール・ティビゾル、マリー・トランティニャン、グザヴィエ・ボーヴォワ レビュー (Amazon) 自動車事故による母親の突然の死が受け入れられず、再会できることを一心に願い続ける4歳の少女。そのいたいけな姿には思わず目頭を押さえずにはいられないジャック・ドワイヨン監督の佳品。とはいえ、よくある「お涙ちょうだい」の映画ではなく、ゆるやかな時間の流れ、控えめな音楽などむしろ抑制を利かせたタッチで、無心な子どもの世界が淡々と、しかし実にリアルに描き出されている。 圧巻はやはり、主役のヴィクトワール・ティヴィゾル嬢。その名演技には、『ミツバチのささやき』のアナ・トレントを連想させたりもするが、作為のまったく見えない感情表現といい、気持ちの入ったせりふ回しといい、まさに恐るべき少女といえるだろう。ほかに、傷ついた幼い魂を慰撫するかのような自然と陽光の美しい映像も観ものだ。(武内 誠) |