ラスト・サムライThe Last Samurai (2003)音楽:ハンス・ジマー 監督・製作・脚本:エドワード・ズウィックMusic Composed by Hans Zimmer 出演:トム・クルーズ(ネイサン・オールグレン大尉)、ティモシー・スポール(サイモン・グレアム)、渡辺謙(勝元盛次)、ビリー・コノリー(ゼブロン・ガント軍曹)、トニー・ゴールドウィン(ベンジャミン・バグリー大佐)、真田広之(氏尾)、小雪(たか)、小山田シン(信忠)、池松壮亮(飛源)、中村七之助(明治天皇)、菅田俊(中尾)、福本清三(寡黙なサムライ)、原田眞人(大村) 関連リンク ロードショー:2003年12月6日(土)~ →「2003年12月劇場公開映画」一覧へ ×Official Site(公式サイト) lastsamurai.warnerbros.com →テレビ放映履歴 キャスト・スタッフ
トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪、ティモシー・スポール、エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコビッツ、ジョン・ローガン レビュー (Amazon) 演じるオールグレン大尉と同様に、トム・クルーズ自身が日本の武士道に心酔していく姿が伝わってくるアクションロマン超大作。ハリウッドが撮った日本の歴史という点でも、画期的な一作である。明治維新直後の日本で、軍を近代化したい政府の要請を受け、南北戦争の英雄オールグレンが招かれる。ごう慢な態度で軍を教育する彼だったが、反政府の侍たちとの戦いに敗れ、囚われの身となった山里で武士道精神にめざめていく。 姫路や京都でもロケが行われたが、ニュージーランドやハリウッドのセットで再現された明治の日本が壮観。衣装や小道具は、時代劇を見慣れたファンにも違和感はなく、むしろその細密さに驚かされる。大平原での騎馬アクションは色遣いも鮮やかで、黒澤明の『乱』を彷彿。トム・クルーズと小雪のロマンスには、あえて深く切り込まなかったことで作品全体のトーンも保たれた。侍たちを統率し、政府に反旗を翻す勝元役の渡辺謙は、トム以上の存在感。クライマックスでの彼の壮絶な演技には、身震いしてしまうほど!(斉藤博昭) |