黒い十人の女 (1961)音楽:芥川也寸志 監督:市川崑Music Composed by Yasushi Akutagawa 脚本:和田夏十 出演:船越英二(風松吉)、岸恵子(石ノ下市子)、山本富士子(風双葉)、宮城まり子(三雲三輪子)、中村玉緒(四村塩)、岸田今日子(後藤五夜子)、宇野良子(虫子)、村井千恵子(七重)、有明マスミ(八代)、紺野ユカ(櫛子)、倉田マユミ(十糸子)、森山加代子(百瀬桃子)、永井智雄(本町芸能局長)、大辻伺郎(野上)、伊丹一三(花巻)、佐山俊二(若山)、中川弘子(メーキャップ係)、浜村純(警官に扮した俳優)、伊東光一(羽織の男)、夏木章(TV局イ)、志保京助(TV局ロ) キャスト・スタッフ
船越英二、岸田今日子、山本富士子、市川崑 レビュー (Amazon) 妻がありながら、ほかに9人の愛人を持つ男、松吉(船越英二)。やがて愛人たちは結束し、松吉を殺害しようと企てるが…。 市川崑監督がモノクローム映像をスタイリッシュに用い、時にブラック・ユーモアも醸し出しながら描く、男と女のピカレスク・ロマンの秀作。その映像センスは後の若者層の流行とも呼応し、時が経てば経つほど人気が高まるカルト映画としても知れ渡っている。女たちに扮しているのは、市川映画に欠かせない岸恵子をはじめ、山本富士子、中村玉緒、宮城まり子、岸田今日子など、日本映画演劇界を代表するそうそうたる面々。なお、市川監督は21世紀に入り、本作をTVドラマとして自らのメガホンでリメイクしている。シナリオは共に、彼の愛妻でもあった名脚本家の故・和田夏十の筆による逸品。(的田也寸志) |