|
キャスト・スタッフ
レイチェル・リー・クック、ヒュー・ダンシー、メラニー・グリフィス、マルコム・マクダウェル、ジェニファー・ソルト レビュー (Amazon) パリでのロケ映像は目を楽しませてくれるものもあるし、作品の雰囲気を高めてもいるが、実のところ『ラブ&クライム』は低予算で、おざなりなタイトルのサスペンス映画である。年のわりに若く見えるメラニー・グリフィスは、多額の報酬を得て盗難美術品の運び屋をしている(雇い主にはマルコム・マクダウェル演じる、愛想はいいが実は残忍な人物もいる)。彼女は豪華マンションに自分よりずっと年下の男(ヒュー・ダンシー)を“キープ”しているが、男のほうはパリへやってきた愛らしい女性(レイチェル・リー・クック)とめぐりあい、“一目見たときからすべての愛情を捧げる”関係へと一気に発展する。サスペンスの描き方も盗難品の取引のあたりはつまらないし、かなりだらけた内容で、セクシーさをねらった場面もたいしてセクシーになっていない。三角関係がさまざまなトラブルを引き起こすわけでもない。中年女性が人生の意味や失った若さを探し求めるといったたぐいの、他の映画で観た内容が含まれているようだが、この作品におけるメラニー・グリフィスの役割は本当のところ何なのか理解に苦しむ。だが終わったことはしかたない、あとはケーブルTVで埋め草のようなプログラムとして放映されるという道が残されている。(Robert Horton, Amazon.com) |