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キャスト・スタッフ
ドン・スカーディノ、パトリシア・ピアシー、R.A.ダウ、ジーン・サリバン レビュー (Amazon) 「のたくる」という意味のタイトルが示すように、ゴカイの群れが人間を襲い生理的嫌悪感を増長させる恐怖映画だが、本作はそうした惨劇が起こるに至ったプロセスをきちんと説明し、観客に対するアカウンタビリティを果たす。ジョージア州の沿岸に発生した嵐の影響で高圧線の鉄塔が倒れて送電線が切断。地中に電気が流れたその影響で、ゴカイの類が巨大化する。 ドラマそのものはチープに進行するが、巨大化したゴカイが男を襲って顔面を突き破り、巨木が家を破壊したあたりから、転がるように人間VSゴカイの対立関係がヒートアップ。ともかくも画面を埋め尽くす大量のゴカイと、ゴカイの雄叫びをアップ・ショットで見られる映画は本作だけであろう。 そんな気色悪さ満点な“ゴカイ対戦”の結末が、電気系統の復旧であっさり幕を閉じるという、淡泊すぎる肩すかしもまた本作の個性と言えるだろうか。メイクアップ・デザインを若き日のリック・ベイカーが手がけている。(斉藤守彦) |