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キャスト・スタッフ
西田尚美、塩顕治、松岡俊介、野村祐人、鈴木砂羽、橋本裕志、李正姫 レビュー (Amazon) シングルマザーの美由紀は10才の息子ケイジをキッズモデルにしようとオーデョションに必死だ。そんな母を冷めた目で見つめる彼は、学校ではイジメにあっているが、そのことを母に話すこともできない。別れた父親は自分を大切に思ってはくれても、一緒にいてはくれない。そして母には新しい恋人ができ、再婚を望んでいるようだ。居場所が見つけられないケイジが選んだ道は…。 父親は生きていくことさえ息も絶え絶えな弱い男、母親は自分が誰よりも愛しい女。ふたりとも息子を愛してはいるけれど、その愛情を伝える術を知らない。綱渡りのような危なっかしい親子関係が現代を映し出す、静かだけど強烈な家族ドラマだ。これはフィクションではなく、もしかして日本のどこかに、彼らとソックリの親子がいるかもしれないと思わずにいられない。西田尚美が不器用な母親を好演。またケイジ役の塩顕治の哀しみをたたえた無表情が胸に迫る。(斎藤 香) |