真夜中の弥次さん喜多さん (2005)音楽:向井秀徳 監督・脚本:宮藤官九郎Music Composed by Shutoku Mukai 音楽:ZAZEN BOYS 関連リンク ロードショー:2005年4月2日(土)~ →「2005年4月劇場公開映画」一覧へ ×Official Site(公式サイト) www.yajikita.com →「宮藤官九郎(くどかん)脚本」関連作品リスト キャスト・スタッフ
長瀬智也、中村七之助、小池栄子、阿部サダヲ、柄本佑、宮藤官九郎、しりあがり寿、松尾スズキ レビュー (Amazon) しりあがり寿の異色コミックを原作に、『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』などの人気脚本家・宮藤官九郎が初メガホンを取った劇場用長編作品。愛し合う恋人同士である弥次さんと喜多さんは、“現実(リヤル)”を探して、東海道をたどるお伊勢参りの旅に出る。行く先々で遭遇する、夢とも現実ともつかない出来事の果てに、二人を待っていたものは……。 思いつきに見えて絶妙にコントロールされているような、でもやっぱり行き当たりばったりのような独特のテンポ感は、初監督作とは思えないほど手慣れていてお見事。原作のモチーフを巧みにコラージュしながら、映像作品らしい見せ場をきっちり作っているあたりも憎い。たたみかけられる悪ふざけの隙間に、人生の深淵と呼べるものさえもふっと垣間見える佳作だ。(安川正吾) |