NANA (2005)監督・脚本:大谷健太郎原作:矢沢あい(「NANA」) 出演:中島美嘉(大崎ナナ)、宮崎あおい(小松奈々/ハチ)、成宮寛貴(寺島伸夫/ノブ)、松山ケンイチ(岡崎真一/シン)、平岡祐太(遠藤章司)、サエコ(川村幸子)、伊藤由奈(レイラ)、水谷百輔(藤枝直樹/ナオキ)、能世あんな(早乙女淳子)、高山猛久(高倉京介)、丸山智己(高木泰士/ヤス)、玉山鉄二(一ノ瀬巧/タクミ)、松田龍平(本城蓮/レン) 主題歌:「GLAMOROUS SKY」NANA starring MIKA NAKASHIMA(ナナ/中島美嘉) 劇中歌:「ENDLESS STORY」REIRA starring YUNA ITO(伊藤由奈) 劇中歌:「Journey」REIRA starring YUNA ITO(伊藤由奈) キャスト・スタッフ
中島美嘉、宮崎あおい、成宮寛貴、松山ケンイチ、平岡祐太、大谷健太郎、矢沢あい、浅野妙子 レビュー (Amazon) カリスマ的な人気を誇るコミックを、原作ファンの期待を裏切らない、ぴったりのキャスティングで映画化。描かれるのは原作の5巻までの物語で、ナナと奈々の出会いと再会、それぞれの東京での新生活と、複雑な恋のドラマが展開する。2人が共同生活する「707号室」のインテリアや、ナナが愛用するヴィヴィアン・ウエストウッドのファッションなど、原作の世界が無理なく映像に溶け込んでいるのが成功の理由だろう。 ライブシーンで歌唱力をいかんなく発揮する中島美嘉。恋に夢中になり過ぎる、ある意味、女の“嫌な”部分も演じる宮崎あおい。彼女たちの名演技は、いつしか観る者を、2人の友情に共感させていく。一見、恋愛には冷めているナナが、じつは過去の愛から逃れられないなど、正反対に見える主人公2人それぞれに、人間の多面性が振り分けられており、このあたりは原作のうまさ。一見、流行の先端を行っているようで、本質は普遍的な友情の物語なので、世代を超え、誰もが感動してしまうのだ。原作者の矢沢あいが作詞し、HYDEが作曲した主題歌は、いつまでも耳に残る。(斉藤博昭) |