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キャスト・スタッフ
かにゴールキーパー、田代さやか、紗綾 レビュー (Amazon) 『いかレスラー』『コアラ課長』に続く、河崎実監督の“不条理動物シリーズ”(?)の新作で、その内容からワールドカップの時期に公開された。砂浜に打ち上げられた巨大なカニを助けた真一だが、家で飼うことには父、母ともに猛反対。ついに父は、金策のためにカニを売ってしまおうとするが、それに気づいたカニは自ら家を出て都会へと旅立つ。横歩きを見込まれたカニは、サッカーのゴールキーパーとなるのだった。 監督自身が「カニ版フォレスト・ガンプ」と言い放つ、そのユニークな着想もカニがキーパーとなるビジュアル的なおかしさも分からないわけではないが、いかんせん話の冗長さが気になり、わずか80分の上映時間が、えらく長く感じられるほど。着想とビジュアルのインパクトを優先するあまり、全体の構成が荒くなり、特に編集面での工夫の足りなさが目立つあたりは、近年の河崎作品共通の弱点とも言えよう。(斉藤守彦) |