父/パードレ・パドローネPadre padrone (Father and Master) (My Father My Master) (1977)音楽:エジスト・マッキ
Music Composed by Egisto Macchi キャスト・スタッフ
オメロ・アントヌッティ、サヴェリオ・マルコーニ、ファブリツィオ・フォルテ、ナンニ・モレッティ、パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ、ガヴィーノ・レッダ レビュー (Amazon) 読み書きは大人になってから覚えればいいという厳格な父親(オメロ・アントヌッティ)のため、ガヴィーノ(ファブリツィオ・フォルテ)は学校にも行くことも許されず、山で羊の番を強いられる。やがて成長したガヴィーノ(サヴェリオ・マルコーニ)は、通りがかりのふたりの男からアコーディオンを入手し、父に内緒でそれを練習するようになり…。 言語学者ガヴィーノ・レッダの自伝を原作に、パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟が脚本・監督し、カンヌ国際映画祭グランプリと国際批評家大賞を受賞した人間ドラマの傑作。舞台となるサルディニア地方の自然や風俗を巧みに捉えながら、その中で父と少年との確執が描かれていく。原作者本人が冒頭に登場して回想のドラマへと観る者を誘い、最後に再び彼が自らを語って映画を終わらせる趣向もいい。父と子の厳しい交流のみならず、牧歌的かつユーモラスな描写もふんだん。音響の繊細な使い方も素晴らしい。(増當竜也) |