紀元前1万年10,000 B.C. (2008)監督:ローランド・エメリッヒ脚本:ローランド・エメリッヒ、ハラルド・クローサー 出演:スティーヴン・ストレイト(デレー)、カミーラ・ベル(エバレット)、クリフ・カーティス(ティクティク)、ジョエル・ヴァーゲル、アフィフ・ベン・バドラ 関連リンク ロードショー:2008年4月26日(土)~ →「2008年4月劇場公開映画」一覧へ ×Official Site(公式サイト) wwws.warnerbros.co.jp/10000bc →テレビ放映履歴 キャスト・スタッフ
クリフ・カーティス、カミーラ・ベル、スティーブン・ストレイト レビュー (Amazon) タイトルどおり、紀元前の世界を驚異のVFXと特大スケールのセットによって映像化。超大作映画が得意のローランド・エメリッヒ監督らしい一作だ。狩猟民族の村で暮らすデレーが、幼なじみで将来を約束した女性エバレットがさらわれたことで、村を出て未知の土地へ冒険に出る。マンモスを狩り、サーベルタイガーや怪鳥と戦い、文明をもった民族と出会う物語は、はっきり言ってかなり強引。しかも紀元前1万年としての時代考証はメチャクチャなので、要所でツッコミを入れたくなるはずだ。 ひたすら映像に驚くつもりで観れば、それなりに楽しめる作品である。主人公の目の前で牙をむくタイガーや、ピラミッド建設のために巨石を引きずるマンモスの行進は、大画面で観ると圧倒的な迫力。『アラビアのロレンス』を意識したような美しいシーンも登場する。さらにアフリカのナミビアの海岸に、高さ60mにもおよぶ神殿のセットを作ってしまう豪快さにハリウッドのパワーを感じれば、さまざまな疑問点も吹き飛ぶかもしれない。名優オマー・シャリフの朗々たるナレーションが、作品全体に重厚感を与えている。(斉藤博昭) |