レビュー (Amazon) 地球侵略を狙う怪星人ミステリアンが、ロボット怪獣モゲラを操り日本に襲来。対する地球側は地球防衛軍を組織し、超科学兵器を総動員してミステリアンに対抗する。 伊福部昭のアップテンポな音楽に乗って、小松崎茂デザインの超兵器の数々が次々に画面に登場。モゲラの襲来、通常兵器による攻撃、攻撃機アルファー号、ベーター号の出動、そしてクライマックスである直径200メートルのパラポラアンテナ型兵器マーカライト・ファープと電子砲によるミステリアン・ドームへの攻撃は、シネスコ画面をフルに生かした光線対光線の立体的な構図と鮮やかな色彩が、なにより素晴らしい。 ただし「地球防衛軍」が多くの観客を魅了した理由は、単に敵との攻防を当時最高の特撮技術で描いているだけでなく、ミステリアンが故郷の惑星を核戦争により失い、移住先として地球を求めているという、「ゴジラ」にも通じる反戦・反核のメッセージ性が物語に込められていることにもある。同作品に登場したモゲラは、1994年の「ゴジラVSスペースゴジラ」で防衛組織Gフォースのメカとして再登場している。(斉藤守彦) 関連グッズ |