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レビュー (Amazon) 『ゴジラ』の成功に気をよくした東宝が、続いて送り出した怪獣がラドンである。翼竜(プテラノドン)をモデルにして生みだしたという。北九州の炭田地帯に現れたラドンが、福岡に大きな被害を与えながら、阿蘇山の噴火で死んでいくまでを描いている。 最初は炭鉱のなかで正体を見せないラドンが、しだいにその姿を現していくサスペンスの盛りあげ方も見事で、大空を高速で飛行するラドンは円谷英二の得意とする飛行機の特撮技術が結実したものだろう。また、福岡の破壊シーンやラストの哀しみに満ちた美しさは怪獣映画史上屈指の名場面で、数多い怪獣映画のなかでもトップクラスの名作といえる。これ以後の子ども向けになってしまった怪獣&特撮映画に不満のある人にも、十分に納得してもらえるはずだ。(堤 昌司) 関連グッズ |