バーバー ― オリジナル・サウンドトラック [Soundtrack] [PR]サントラ、エディット・マティス、グンドラ・ヤノヴィッツ、カール・ベーム、ジョナサン・フェルドマン、ボザール・トリオ、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 (ユニバーサル ミュージック クラシック)CD 発売日:2002年4月24日(水) ≪関連『映画・ドラマ』タイトル≫
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レビュー (Amazon) 衝撃的で完成度の高い初の長編映画『ブラッド・シンプル』から20年。コーエン兄弟は不気味なモノクロ映像を使って、フィルムノワールのルーツにまた戻ってきた。いつものように、今回も音楽は重要な役割を演じている。つまり、よくありがちな選曲の数々に長年の協力者であるカーター・バウエルが独特の音の味付けをしているということである。 選曲は、この種のジャンルとよく連想されるスモーキー・アーバン・ジャズからなんかではない。その曲調と作曲者名を世の中で知らない人はいない、ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンである。 ベートーヴェンの「悲愴」、「熱情」、「月光」、さらにピアノ・ソナタ第25番が、ボザール・トリオによるピアノ三重奏曲第7番や、モーツァルトの『フィガロの結婚』からの 「やさしいそよ風が」の短い抜粋と共に全体のトーンを決めている。 バウエルのオリジナル音楽も、ベートーヴェンとは微妙に異なるけれども、同じように陰鬱な雰囲気がよく出ていて、同様の効果を上げている。『将軍の娘 エリザベス・キャンベル』からの物悲しい印象的な弦楽曲が短く繰り返されるのも、雰囲気を急激に暗くするのに一役買っている。 そんな中で、40年代のにぎやかな曲<8>だけが、時代設定にぴったり合った曲として異彩を放っている。それはまるで、暗闇のなかできらっと光る閃光のようだ。(Jerry McCulley, Amazon.com) |