Lois & Clark: Complete First Season [Import] [PR]Dean Cain、Teri Hatcher、Lane Smith、Michael Landes、Tracy Scoggins (Warner Home Video)DVD 発売日:2005年6月7日(火) ≪関連『映画・ドラマ』タイトル≫
レビュー (Amazon) 『新スーパーマン』は、1993年のテレビ番組の中でもっとも嬉しい驚きのひとつだった。このシリーズが献身的なファンに支えられていたのは確かだが(後期になると高層ビルをひとっ跳びしそうな盛り上がりを見せた)、今回のDVD化は、テリー・ハッチャーが『デスパレートな妻たち』で奇跡的なキャリア・アップを遂げたお陰だろう。この番組の基本コンセプトは、とりわけコアなスーパーマン・ファンにとって危険を伴うものだ。というのも、鋼鉄の男の活躍を描くドラマでありながら、『スーパーマン』をロマンティック・コメディに改変しているからである。制作陣のひとりは、以前このシリーズについてこう述べた――「基本的には『こちらブルームーン探偵社』だ。ブルース・ウィリスが空を飛べるってだけの違いだよ」。さすがにこれは極論というべきだろう。クラーク・ケント(ディーン・ケイン)は、冗談好きで世間知に長けたオシャレな男に生まれ変わったわけではない。メトロポリスの新たな市民にしてデイリー・プラネット紙の新米記者であるクラークと、敏腕の事件記者ロイス・レーン(ハッチャー)の間には、デビッドとマギーほど性を意識させる雰囲気がない。ジョークの応酬も、あちらのカップルのようなシャープさに欠ける。しかし、『こちらブルームーン探偵社』と同じく、恋に悩む2人は、数シーズンが経過した後にみずからの魅力を開花させたのだ。 この第1シーズンをドラマ的に引っ張るのは“ルーサー家の崩壊”だが、その核となるのはクラーク、ロイス、そしてチャーミングな悪党レックス・ルーサー(ジョン・シーア)の三角関係だ。ルーサーは、パイロット版でスーパーマンが宣戦布告する相手である(ルーサーの答えは「ゲームの始まりだ」)。さらにややこしいことに、スーパーマンはロイスを救い、その心を奪ってしまう。とはいえ、第21話「悲しき三角関係(Barbarians at the Planet)」でレックスがロイスにプロポーズし、ロイスがスーパーマンに愛を告白し、クラークがロイスに愛を打ち明けるまでは、従来の『スーパーマン』ものの定番シーンが小気味いいアレンジを経て披露される。たとえば、第11話「魅惑の香水(Pheremone, My Lovely)」で、“恋に酔った”ロイスは、メガネをかけたクラークに向かってこう言う――「今まで気づかなかったけれど、あなたってスーパーマンそっくりね」。1990年代から段違いにVFXが発達した現在の目で見ても、『新スーパーマン』はその輝きをほとんど失っていない。これは、スーパーな主演俳優たちの功績だろう。当時駆け出しだった彼らは、今や目がくらみそうな高みへと上昇した。(Kathleen C. Fennessy, Amazon.com) 関連グッズ |